クラシックかつシンプルなプレートリバーブ!Universal Audio Pure Plate Reverbの使い方を解説!

Universal Audio
スポンサーリンク

簡単操作でリッチなリバーブを!

音楽制作において空間作りやミキシングなど様々な場面で利用するリバーブ。

重要なエフェクトではありますが、細かく設定できる箇所が多く煩雑に感じる方もいるのではないでしょうか。

Universal Audio Pure Plate Reverbは、非常にシンプルなパラメーターながら古くから使われるプレートリバーブの動作を再現したプラグインです。

この記事では特に初心者の方に向けて、Pure Plate Reverbの効果的な使い方を紹介していきます。

Pure Plate Reverbの購入先

Pure Plate Reverbを含むUAD Essentials Editionバンドルは7月1日夕方までセール中!
単品総額25万円以上のプラグイン11種が入って約8,400円!

Pure Plate Reverb単品購入の場合も、通常約25,800円のところ67%オフ!約8,400円!

Pure Plate Reverbはこんな方におすすめ!

こんな方にオススメ!
  • リバーブの設定に悩みたくない方
  • 手っ取り早く存在感のあるリバーブが欲しい方
  • クラシックなプレートリバーブが必要な方

Pure Plate Reverbの使用例

ここからはPure Plate Reverbの使い方を簡単に解説していきます!

必要十分でシンプルなパラメーター

世の中には細かくカスタマイズが可能なリバーブもたくさんありますが、本プラグインはプレートリバーブのサウンドに特化したものになっています。
そのため限られたパラメーターで音作りを完結することができ、初心者の方でも使いやすいように作られています。

Reverb Timeでリバーブの長さを調整します。中央のメーターを左右にドラッグするか、両端の+/-をクリックすると変更できます。(ちなみに右側楕円のダンパー部分の画像を左右にドラッグしても連動して動きます)

Mixつまみでリバーブ音と原音のバランスを調整します。右に振り切るとWet(リバーブ音)100%、左に振り切るとDry(原音)100%になります。

Pre Delayでリバーブ音が鳴り始めるまでの時間を調整します。大きな空間ではPre Delayも大きくなりやすいため、Reverb Timeと合わせて調整するとよりリアルな空間が作れるでしょう。

基本は①と②を中心に設定し、必要に応じて他パラメーターを調整すると良いでしょう。

詳細な使い方
各部名称
  • ①プリセットブラウザ : 購入したその日からすぐに使えるファクトリープリセットを選択したり、自身で作成したプリセットの保存・呼出が可能。
  • ②VUメーター : プラグインのアウトプット(最終的な出力音量)を表示。
  • ③Low Cutフィルター : リバーブ音に掛かるローカットフィルター(12dB/oct)を設定。低域を削ることでスッキリしたサウンドにすることが可能。
    オフ/90Hz/180Hzの三段階に設定可能。
  • ④Pre Delay : 原音が鳴ってからリバーブ音が鳴り始めるまでの時間を調整。時間を増やすことでより大きな空間を表現することが可能。
    0~250msの間で無段階に設定可能。
  • ⑤Reverb Time : リバーブの長さ(ディケイタイム)を調整。
    0.5~5.5秒の間で0.1秒刻みに設定可能。
  • ⑥Bass(トーンコントロール) : リバーブ音の低域(~300Hz前後)に掛かるEQを調整。
    ±12dBの間で設定可能。
  • ⑦Treble(トーンコントロール) : リバーブ音の低域(2kHz前後~)に掛かるEQを調整。
    ±12dBの間で設定可能。
  • ⑧Balance : リバーブ音の左右バランスを調整。
  • ⑨Mix : 原音とリバーブ音のバランスを調整。
  • ⑩Power : プラグインのバイパスを切替。
  • ⑪Wet Solo : オンの時、常にMix100%でリバーブ音のみを再生。
    インサートで使用時にリバーブ音の精密な調整に利用、センドで使用時にワンクリックでMixを100%にするなどの利用が可能。
おすすめの使用例

例1 : ボーカル

 使用プリセット : Male Rock Vocal

↑加工前   ↓加工後

自然ながら存在感のあるリバーブです。オケと混ぜた時にもしっかりと空間を作ることができるでしょう。

例2 : パーカッション

 使用プリセット : Percussion Verb

↑加工前   ↓加工後

楽曲に馴染ませることを目的としたリバーブです。表には出にくいですが、重要な役割を果たすでしょう。

例3 : スネア

 使用プリセット : Bright Snare

↑加工前   ↓加工後

ドライなサウンドに、ルームマイクを追加したような効果を与えることが可能です。リバーブタイムを調整することでサステインも操作できます。

まとめ

Pure Plate Reverbは、歴史のあるプレートリバーブを再現したリバーブプラグインです。

デジタルなアルゴリズムリバーブからアナログモデリング、コンボリューションリバーブなど世の中には多くのリバーブが存在しますが、本プラグインはプレートリバーブに役割を絞ることで誰にでも使いやすいものに仕上がっています。

皆さんもぜひPure Plate Reverbを取り入れて、マルチに使えるプレートリバーブを楽曲に使用してみてはいかがでしょうか。

こちらの記事はDTM・プラグインに精通したクランとリオンSTAFFが執筆した記事となります。

クランとリオンをフォローする
タイトルとURLをコピーしました