最も有名なデジタルリバーブ!Relab Development LX480 Essentialsの使い方を解説!

Relab Development
スポンサーリンク

誰もが憧れるアルゴリズムリバーブをお手軽に!

実機・プラグインを問わず数多く存在するリバーブ。その中でも大きな存在感を持つのがLexicon 480Lです。
長い歴史を持つLexiconですが、そのサウンドは現在でも唯一無二と言われ多くのアーティスト・エンジニアに愛されています。

Relab Development LX480 Essentialsがあれば、そんなリバーブを手軽にプラグインで再現することができます。

この記事では特に初心者の方に向けて、LX480 Essentialsの効果的な使い方を紹介していきます。

Relab Development LX480 Essentialsの購入先

LX480 Essentials7月4日夕方までまでセール中!
通常17,300円のプラグインを60%オフ!約6,800円!

LX480 Essentialsはこんな方におすすめ!

こんな方にオススメ!
  • 定番サウンドを手軽に楽曲に取り入れたい方
  • 濃厚な響きのリバーブが欲しい方
  • 様々なシーンに使えるリバーブが必要な方

LX480 Essentialsの使用例

ここからはLX480 Essentialsの使い方を簡単に解説していきます!

重要なパラメーターが厳選されたEssentials版

LX480には、主要な機能が厳選して搭載されたEssentials版と、全ての機能が利用可能なDual-Engine版が存在します。

後者は実質的に上位版という位置づけにはなっていますが、「最適なサウンドに最短ルートでたどり着きたい」という方や初心者の方には、Essential版の方が扱いやすい可能性が高いです。

本プラグインはただ実機リバーブをモデリングするだけでなく、豊かで深みのある「Lexiconらしいサウンド」を再現することに特化しています。
各モードにおいて常に最適化されたパラメーターを調整することで音作りが行えるため、Essentials版でもその強みを十分に生かすことができるでしょう。

逆に、「細部までこだわって音作りがしたい」「全てのパラメーターを自分の手でコントロールしたい」という方には、より繊細な操作が可能なDual-Engineをおすすめします。

①のボタンで4つのアルゴリズムとそれに対応した最適なパラメーターを選択できます。
順に、ボーカルなどに適したプレートリバーブ、中~大規模な空間を再現するホールリバーブ、ごく短い響きを加えるアンビエンス、比較的小さめな部屋の響きを再現するルームリバーブが用意されています。

②のリバーブタイム(RTM)でリバーブの長さ(ディケイタイム)を設定します。
アルゴリズムによって設定できる時間の範囲が変わります。

③のフィルターセクションで低域と高域にかかるフィルターを設定します。
ローカットフィルター(LOF)では低域を削り、すっきりした響きにします。
ハイカットフィルター(HIF)では高域を削り、馴染みやすく柔らかい響きにします。

プリディレイ(PDL)で原音が鳴ってからリバーブ音が鳴り始めるまでの時間を設定します。
一般的に、大きな空間ではプリディレイも大きくなる傾向があります。

MIXで原音とリバーブ音のバランスを設定します。

詳細な使い方
各部説明
  • ①メーター : 入力音量と出力音量をメーター表示。MIXのパラメーターまで反映された最終的な出力音量が表示される。
  • ②アルゴリズム : サウンドの異なる4つのアルゴリズムと、それぞれについて最適に調整された詳細なパラメーターのセットを選択。
    PLATE : Lexicon 480Lらしい、リッチなプレートリバーブ。ボーカルなどに最適。
    HALL : ホールとしては中規模なサイズの空間を主に再現。複数トラックにまとまりを持たせるような用途に有用。
    AMB : ごく短いアンビエンスを付加。残響というよりも音との距離感の演出が可能。
    ROOM : ホールよりも比較的小さな空間を再現。音楽制作の空間作りはもちろん、映画などの話声にも有用。
  • ③リバーブタイム : リバーブ音の長さ(ディケイタイム)を設定。アルゴリズムごとに最大/最小値が異なる。フェーダーの値は均等ではなく、上限近くまで上げると対数的に大きな値になる(数十秒単位で残響が継続する特殊効果的なサウンド)ため、多くの場合数秒以下の範囲での設定が推奨。
  • ④ローカットフィルター : リバーブ音の低域をカットするフィルターを設定。フィルターなし~21181Hzまで設定可能。
  • ⑤ハイカットフィルター : リバーブ音の高域をカットするフィルターを設定。120Hz~フィルターなしまで設定可能。
  • ⑥プリディレイ : 原音が鳴ってからリバーブ音が鳴り始めるまでの時間を設定。0~510msの範囲で設定可能。
  • ⑦MIX : 原音とリバーブ音のバランスを調整。ディスプレイには「DRY(原音)/WET(リバーブ音)」の順に表示。
  • ⑧アンドゥ/リドゥ : クリックするたびに最新の設定値と直前の設定値を切り替え。
  • ⑨プリセットブラウザ : 購入したその日からすぐに使えるファクトリープリセットを選択したり、自身で作成したプリセットの保存・呼出が可能。
    アルゴリズム別のプリセットの他、最前線で活躍するサウンドエンジニアの手によるシグニチャープリセットが収録。
おすすめの使用例

例1 : ボーカル

 使用プリセット : Large Vocal PlateのMIX値を調整

↑加工前   ↓加工後

気持ちよく伸びのあるプレートリバーブです。

ここでは分かりやすいようにリバーブ成分を大きめにしていますが、楽曲の中で扱う場合はそれほど音量を上げずとも存在感のある残響を演出できるでしょう。

例2 : パーカッション

 使用プリセット : Small Vocal AmbienceのMIX値を調整

↑加工前   ↓加工後

ドライにレコーディングされた印象のパーカッションループですが、一気に実在空間で演奏している雰囲気が出ました。

これだけでもかなり楽曲に馴染みやすくなるでしょう。

例3 : アコースティックギター

 使用プリセット : Guitar HallのMIX値を調整

↑加工前   ↓加工後

素直ながらも広がりのあるホールの空間感が付加されています。

まるで弾き語りライブをしている気分になれるような、ゴージャスな響きです。

まとめ

LX480 Essentialsは、最も有名なスタジオリバーブを手軽に家庭で再現できるプラグインです。

音色のクオリティはもちろんですが、使いやすいサウンドがプリセット的に厳選されており、必要なパラメーターだけを操作すれば誰でも「あのサウンド」が得られるという手軽さが非常に高評価なポイントです。

皆さんもぜひLX480 Essentials(興味がある方はDual-Engine版も)を手に入れて、お手軽にプロクオリティのリバーブを使用してみてはいかがでしょうか。

こちらの記事はDTM・プラグインに精通したクランとリオンSTAFFが執筆した記事となります。

クランとリオンをフォローする
タイトルとURLをコピーしました