クランとリオンOFFICIAL WEBSITE特別企画!クラリオインタビュー!
この企画ではクランとリオンの作曲コンテストに積極的に参加してくださっている注目のDTMerをフィーチャーしていきます!
あのリスナーさんはどんな人?どんなプラグインを使っているの?などなど気になる質問をぶつけちゃいます!
8月18日(金)リリース!BREAK THE WALL 006 Remix!
記念すべき第一弾にお呼びしたのは過去に全5回開催されているクランとリオン作曲コンテストで上位入賞5回(!)、獲得投票数第1位3回(!!)という成績を誇り、この度BREAK THE WALL 006 Remixをリリースされる、006さんです!
006さん本日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします。せっかく頂いた機会なので、普段考えていることをたくさん語ってみたいと思います!
まずは自己紹介がてらにDTM歴とDTMを始めたきっかけを教えて頂けますか?
いま過去の日記を見たところ、2009年8月にACID Pro7を購入しているみたいなのでDTM歴は約14年になるようです(笑)
ただ、今に至るまでまともに曲を作ってきたわけでもなく、本格的に活動できているここ1、2年は本当に奇跡です!
DTMを始めた理由としては、もともと音楽を聞くのが好きだったので自分でも曲を作ってみたいと思ったことがきっかけです。
最初はNIのBattery3を何かの情報からか知って、そのデモ版をインストールした後これをマウスのクリック以外でどうやって演奏するの?というところから始めていった記憶があります。
DAWとかMIDIという概念を知らなかったので。
約14年はすごいですね!!
クランとリオンの作曲コンテストで常にクオリティの高い楽曲で応募して頂いてますが・・・実はプロの作家さんだったりしますか!?
そのように褒めていただいて大変有り難いのですが、プロの作家ではありません(笑)
普通に会社勤めでシステム開発の仕事をしています。音楽は完全に趣味のDTM愛好家です。
自分でも以前より曲のクオリティは上がってきたと感じますが、おそらく文明の利器のおかげでしょうね!(笑)
会社の同僚にここまでの楽曲を作る方がいたらびっくりです(笑)
ちなみにプロの作編曲家としてのお仕事に興味はありますか?
プロは色々とハードルが高そうなので、趣味として続けたいと思います。本職の方も割と好きなので・・・。自作のプラグイン作ってみるのも楽しそうだなとか考えてます。
006さんの作ったプラグインが発売されたら絶対買いますよ!
オリジナル楽曲の制作や、プロデュース作品など、現在006さん名義での活動は行っていらっしゃいますか!?
アレンジしかやったことがなくてオリジナル曲がまだ無いんです!作るとしたら歌モノになると思うので、そのうち作りたいですね・・・。別の名義も無いので今は006のみで活動してます。
影響を受けたアーティストさんや楽曲、もしくはジャンルがあれば教えてください!
おもに90年代の音楽に影響を受けていると思いますね。
特定のジャンルやアーティストというより、その年代の音(その時代のシンセの音、その時代のミックスなど)が好きなのかもしれません。
毎回違ったジャンルで完成度の高いアレンジをされていると思うのですが、どのようにして様々なジャンルの作曲スキルを培っていらっしゃるのでしょうか?
今までどれだけの音楽を聞いてきたかという点は曲作りにかなり影響する部分だと思うので、その辺が今のスキルに関係している気はします。
自分の場合、単純に音楽を聞くのが好きなので、今まで曲を聞いてきた時間が普通の人より多い方なんじゃないかと思います。
普段は何かの作業中に音楽を聞くことが多いんですが、何となく思いついたタイミングで好きな曲を分析しながら聞いたりすることもよくやってます。
この時は映像や歌詞も見ないで音だけを聞きながら、なんでその曲が好きなのか理由をひたすら考えたりしていて、その蓄積が今かなり役に立っていると感じますね。
最近は音楽配信サービスのサブスクのおかげで以前より気軽にたくさんの曲を聞けるのでいい時代だと思います。以前は破産する勢いでCDにお金をかけてたので(笑)
サブスクについては嫌いなジャンルの曲も気軽に聞けるのが良いところだと思いますね。
作曲やアレンジを行う上での直接的なスキルについては、YouTubeや教則本などから学ぶことが多いです。
YouTube万歳。
様々な音楽を聴ける今の時代は本当にありがたいですよね。
やはり好きな曲の分析も非常に大事ということがわかります。
アレンジを行う際に気を付けていることはありますか?
最近だと、作業中のプレイバック回数をいかに減らすかという点に気を付けています。やっぱり何回も同じ曲を聞くと飽きますよね。
別のフレーズやアイデアが思いつかなくなるパターンが多いので気を付けています。
あと、アレンジを行っていく時に自分の場合MIDIキーボードを使うことが多いんですが、弾きながら音を探るということを極力避けて、ある程度頭の中で音が鳴っている状態にしてからそれを曲に落とし込む流れを意識しています。・・・が、いまだに実行が伴わない状況です(笑)
DAW上での作業の話ですが、時短になる仕組みは活用するようにしています。特にショートカットキーは頑張って覚えると恩恵がデカいですよね。使用頻度が高いショートカットキーなんかはトイレに貼ってでも覚えるべきだと思います(笑)
あと、最近思いついたんですがトラック名に絵文字を使うと見た目が少しかわいくなってテンションが上がります🎹✨
作業中のプレイバック、わかります!
自分が頑張った証として途中経過をどうしても何度も聞いてしまいがちなんですが、その分アイデアが枯渇していきますよね。
ショートカットも含め、時短と作業効率も重要な作曲スキルと言えますね!
トラック名に絵文字は初耳です!(笑)
現在使用しているDAWソフトと、制作する楽曲によると思うのですがお気に入りの音源やプラグインがあれば教えてください!
DAWは2014年くらいからLogic Proを使っています。もともとAppleが好きなので信仰の一環です。
Logic Proは付属の音源とエフェクトプラグイン含めてマニュアルが完備されているので暇なときにそれを読んだりしています。マニュアルを読まないと気付かないような機能があったりするので楽しいです。
お気に入りの音源ですが、ROLAND CLOUDのLegendaryシリーズのものは好きです。有名な機材が多いので、あの曲で使われているあの音はこのシンセのこのプリセットの音だったんだ!みたいなことを日々やっています(笑)
あとはSerumもよく使います。Serumについては世の中に出回っているプリセットの数が他のシンセと比較して多い気がするのでその点を評価しています。
Splice上だと現時点で約40,000個のSerum用プリセットがあるようです。
自分の場合、基本的にプリセットをそのままもしくは微調整して使うことが多いので、かなり重宝しています。
Spliceだとそれらを個別で選択して必要なものだけをダウンロードできるので、その点は不要なプリセットが増えず整理しやすいので好きです。
必要な物だけをダウンロードするのは、全てを手に入れたい派の僕(リオン)とは真逆ですね(笑)
暇な時にマニュアルを読むという勤勉さには頭が下がります!
それでは・・・、クランとリオンを知ったキッカケを教えて頂けますか?
クラリオチャンネルのコンプの使い方の動画がおすすめ動画として表示されたのがキッカケです。
その直後に楽曲添削企画を知った流れからの今このインタビューに至るわけなので、クラリオ様には本当に感謝してますよ!
こちらこそ毎回参加して頂き感謝です!
006さんが考える、クランとリオンの作曲コンテストの良い所はどんなどころだと思いますか?
リアルタイムで自分の曲が生配信上に流れて、それに対して視聴者の方からポジティブなコメントを頂けるというのがシンプルに嬉しいですよね。
毎回思うことですが、曲が流れているあの一瞬のうちに音を聞きながら感想を文字にしてコメントできる方達は本当にすごいと思いますよ!
自分には無理です(笑)
参加して頂くのはもちろん、積極的に参加者の楽曲にコメント参加してくださるリスナーさんにも本当に感謝ですね!
そしていよいよ今回クランとリオン リミックスコンテスト Vol.2にて見事獲得投票数第1位を獲得したBREAK THE WALL 006 Remixがリリースされるわけですが、制作過程、こだわった点、「ここを聞いてほしい!」という推しポイントがあれば教えてください!
今までボーカルのミックス経験がほとんどなかったので、その辺は特に気を付けて作業しました。
当たり前のことかもしれませんが、歌モノの楽曲はボーカルのミックスが一番重要なのでは?と改めて感じたので、いろいろと試行錯誤を繰り返していますが難しいですね。
今回の楽曲の中での個人的お気に入りパートはシンセベースです!
今回は打ち込みでフレーズを作っていますが、演奏の方も練習中なのでいつかシンセベースマスターになりたいと思います。
#クラリミコン でもギターは自分で弾いたと仰ってましたし、DTMだけでなく様々な楽器の演奏も練習されるとは…!!!
作曲コンテストへの応募に迷っているDTM初心者の方に応援のメッセージがあれば是非お願いします!
自分の場合、締め切りがないと曲が完成しないタイプの人間なのでそういう人は参加してみると1曲完成するかもしれません!
あと、初心者に限らず楽曲のクオリティを心配される方もいると思いますが、まず怒られることはないと思いますので是非参加してみてください。もし心配な方は私の方に連絡いただければ、いいところ見つけてどれだけでも褒めます!
怒るってことはまずないですよね(笑)
本当に楽曲のクオリティは気にせず積極的に参加してほしいです!
では最後に・・・
ズバリ!006さんにとってDTMとは!?
難しい・・・長く続いてる趣味なので自分の中では楽しく感じている部分もあると思うんですが、やっぱり作業的な部分が大半ですよね。
なので自分の中のDTMのイメージとしてはDAWの作業画面それ自体です(笑)
あの画面見てるといろんな感情がわきますね。
作業画面そのもの!(笑)
勤勉な006さらしいお答えです!
006さん、貴重なインタビューをありがとうございました!
#クラリミコン2 にて獲得投票数第1位に輝いた「BREAK THE WALL 006 Remix」は現在iTunes Storeにて予約受付中です!
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