画期的なテープサウンドを手軽に!Universal Audio Oxide Tape Recorderの使い方を解説!

Universal Audio
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アナログサウンドの自然な歪みをDAW上で!

様々なプラグインや便利機能が充実しているDAW上での音楽制作ですが、デジタルサウンドに物足りなさを感じる場合があるかもしれません。

そんな時にはアナログ感を付加するプラグインが役立ちます。

Universal Audio Oxide Tape Recorderがあれば、アナログテープを使ったような音の温かみやパンチを楽曲に取り入れることができます。

この記事では特に初心者の方に向けて、Oxide Tape Recorderの効果的な使い方を紹介していきます。

Oxide Tape Recorderの購入先

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Oxide Tape Recorderはこんな方におすすめ!

こんな方にオススメ!
  • クリーンすぎるデジタルサウンドに物足りなさを感じる方
  • 手軽に太い音が欲しい方
  • 自然な歪みを加えたい方

Oxide Tape Recorderの使用例

ここからはOxide Tape Recorderの使い方を簡単に解説していきます!

基本の使い方

Oxide Tape Recorderの基礎的な使い方は非常に簡単です。

Inputつまみを上げることでテープサウンド特有の歪みが付加されます。
-12dB~+24dBの範囲で調整可能で、大きいゲインに設定するほど強い歪みが加わります。

変化した音量をOutputつまみで調整することが可能です。

上部のプリセットブラウザからは音色の種類や雰囲気ごとにタグ付けされたプリセットを選択することができ、様々なセッティングのサウンドを簡単に取り入れることができます。

まずはプリセットから音色の方向性を選択し、各パラメーターを一つずつ切り替えるなどして思い通りのサウンドに近づけていくのが良いでしょう。

詳細な使い方
各部説明
  • ①プリセットブラウザ : 購入したその日からすぐに使えるファクトリープリセットを選択したり、ユーザーが作成したプリセットの登録・呼出が可能。
  • ②IPS : テープの回転速度を選択。15IPSの場合比較的クリーンなサウンド、7.5IPSの場合より色のついたサウンドを演出。
  • ③EQ : エンファシスEQ(テープを通すことで減衰する周波数を補うためのEQ)とハムノイズを選択。CCIRの場合ヨーロッパ仕様で50Hzのハムノイズ、NABの場合アメリカ仕様で60Hzのハムノイズ。
  • ④NR : ノイズリダクション。ONにするとテープ特有のヒスノイズやハムノイズを除去。(よりクリーンなサウンドになるが、テープシミュを使う場合ノイズ込みで特有のサウンドとして扱う場合が多い)
  • ⑤Input : 入力音量を-12dB~+24dBの範囲で調整。ゲインが大きいほど歪みが大きくなる。
  • ⑥VUメーター : -12dBFSのメーターで、Inputを通った音量を表示。
  • ⑦Output : 出力音量を-24dB~+12dBの範囲で調整。基本的にはInputで大きくなった分の音量を調整。
  • ⑧バスセレクト : Inputの場合、テープ回路をバイパスして歪みのみを付加する。
    Reproの場合、テープ回路を通り特有のサウンドと歪みを付加する。
  • ⑨Power : 回路全体のバイパスを切り替え。
具体的な使用例

テープシミュレーターというものは、多くの場合において他のエフェクタと比べて大きな変化が起きるプラグインではありません。

テープ特有の音色をほんのりと付加することで、テープ/アナログ機材特有の音の太さを得ることが主な目的になります。

使用例1 : ボーカル(プリセット”Vocal Grit +3VU”を適用)

↑加工前   加工後↓

使用例2 : ドラム(プリセット”Snare Color -3VU”を適用)

↑加工前   加工後↓

まとめ

Oxide Tape Recorderは、アナログサウンドを簡単に付加することができるテープシミュレーターです。

デジタルの音楽制作は日々進化していますが、耳馴染みのあるサウンドの中にはアナログ機材を通したものが多く含まれます。そういった音色をデジタル領域で再現できるプラグインとして役立つことでしょう。

皆さんもぜひOxide Tape Recorderを手に入れて、楽曲の隠し味にテープサウンドを足してみてはいかがでしょうか。

こちらの記事はDTM・プラグインに精通したクランとリオンSTAFFが執筆した記事となります。

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