リバーブの組み合わせで革新的な空間作り!UnitedPlugins Biverbの使い方を解説!

UnitedPlugins
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2台のリバーブが合体!高度な空間を演出!

ボーカル、ドラム、ピアノ、シンセなどあらゆる楽器に空間の広がりを与えるリバーブ

既にメーカー各社から様々なプラグインがリリースされています。

UnitedPlugins Biverbは、1つのプラグインの中に2台のリバーブが搭載された革新的な製品で、他のプラグインでは再現が難しい高度な音作りを簡単に行うことができます。

この記事では特に初心者の方に向けて、Biverbの効果的な使い方を紹介していきます。

Biverbの購入先

Biverbは11月12日夕方までセール中!
通常約13,000円のところ81%オフ!約2,400円!

Biverbはこんな方におすすめ!

こんな方にオススメ!
  • リバーブの扱いに不慣れな方
  • 特徴的なサウンドを作りたい方
  • 既存のプラグインでは困難な高度な空間作りをしたい方

Biverbの使用例

ここからはBiverbの使い方を簡単に解説していきます!

基本の使い方

Biverbは、左右のリバーブセクション(①)で2台のリバーブそれぞれの設定を、中央のグローバルパラメーター(②)では、それぞれのリバーブのバランスや混ぜ方を調整することができます。

これを見て、「パラメーターが多くて難しい」「そもそもリバーブの設定が分からない」と思った方がいるかもしれませんがご安心ください。
Biverbには購入したその日からすぐに使えるファクトリープリセットが多数搭載されており、楽器の種類や音のジャンルに合わせたプリセットを選ぶだけで、効果的なサウンドを使用することができます。

もちろん、自分のイメージするサウンドに近いプリセットを選択してから調整を加えていくのもおすすめです。

詳細な使い方
各部説明 – リバーブセクション
  • ①プリセットブラウザ : 購入したその日からすぐに使えるファクトリープリセットを選択したり、ユーザーが作成したプリセットの登録・呼出が可能。
  • ②オン/オフ : 選択したReverb1/2自体のオンオフを切り替える。
  • ③Type : リバーブアルゴリズムをSpring, Room, plate, Chamber, Hall, Shimmerの6種類から選択。
  • ④Time : リバーブタイムを200ms~10sの範囲で設定。
  • ⑤PreDelay : プリディレイ(リバーブが鳴り始めるまでの時間)を0~250msの範囲で設定。
  • ⑥Gain : リバーブ自体の音量を設定。
  • ⑦Size : リバーブが鳴っている空間の大きさを設定。
  • ⑧Colour : リバーブに掛かるEQを変更して音色の明るさを設定。
  • ⑨Panorama : 左右のパン振りを設定。
  • ⑩Damp Low : 低域の減衰量を設定。
  • ⑪Damp High : 高域の減衰量を設定。
    壁などに音が吸収されて減衰する様子を演出できる。
  • ⑫Filter : リバーブ音そのものにフィルターを適用。上部・下部の「lp」(ローパスフィルター)「hp」(ハイパスフィルター)を左右に動かすことで設定可能。
  • ⑬Ducking : ダッキング効果(原音が鳴っている間リバーブ音を引っ込めて原音を目立たせ、原音が鳴り終わってからリバーブ音を出す)を適用可能。

    Modulationセクション ~ リバーブ音のピッチに揺らぎを与える
  • ⑭Level : 揺らぎの大きさを設定。
  • ⑮Rate : 揺らぎの速さを設定。
  • ⑯Dispersion : リバーブ音をランダムに分散させる特殊効果の量を設定。
各部説明 – グローバルパラメータ
  • ⑰LEFT/RIGHT : 原音をL/Rチャンネルで分割してReverb1/2に送る
  • ⑱MID/SIDE : 原音をMid/Sideで分割してReverb1/2に送る
  • ⑲LOW/HIGH : 原音を低域/高域で分割してReverb1/2に送る
  • ⑳QUIET/LOUD : 原音を小さい音/大きい音で分割してReverb1/2に送る
  • ㉑Crossover : LOW/HIGHの時は分割する周波数、QUIET/LOUDの時は分割する音量を設定。(他のモードの場合は無効化。)
  • ㉒Dry : 原音の音量を設定。
  • ㉓Wet : リバーブ音の音量を設定。
  • ㉔Out : 最終的な出力音量を設定。
  • ㉕Link : Dry + Wet = 100%になるよう2つのパラメータをリンク可能。
  • ㉖On/Off : プラグイン全体のバイパスを切り替え。

具体的な使用例

例1 : ボーカル

↑加工前   加工後↓

高域に比べて低域に掛かるリバーブを控えめに設定することで、大きな空間でありながらも濁らない音作りが可能です。

例2 : ピアノ

↑加工前   加工後↓

シマーリバーブとルームリバーブを組み合わせて壮大な空間を演出しています。

例3 : フィンガースナップ

↑加工前   加工後↓

左右で別の設定のリバーブを掛けることで、ステレオイメージャーのように広げる効果を発揮します。

まとめ

UnitedPlugins Biverbは、2台のリバーブを組み合わせるというシンプルな作りながら、非常に幅広いポテンシャルを秘めたプラグインです。

リバーブの扱いに長けた方だけではなく、初心者の方でも使える音の幅がぐっと広がるため、おすすめしたいリバーブになっています。

皆さんもぜひBiverbを手に入れて、今までにない空間作りを体験してはいかがでしょうか。

こちらの記事はDTM・プラグインに精通したクランとリオンSTAFFが執筆した記事となります。

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