暖かみのあるアナログエコー!Universal Audio Galaxy Tape Echoの使い方を解説!

Universal Audio
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ディレイとリバーブを組み合わせた象徴的なサウンド!

Rolandから1974年に発売されたRE-201 Space Echoは、複数のテープヘッドによるディレイとスプリングリバーブを組み合わせたサウンドが特徴の当時を象徴する機材です。

あらゆる楽器に適用することで、揺らぎのあるサウンドを加えることができます。

Universal Audio Galaxy Tape Echoは、そんな伝説的機材を忠実に再現したプラグインです。

アナログサウンドの再現に留まらず、デジタルならではの便利機能も搭載した万能エフェクトとなっています。

この記事では特に初心者の方に向けて、Galaxy Tape Echoの効果的な使い方を紹介していきます。

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Galaxy Tape Echoはこんな方におすすめ!

こんな方にオススメ!
  • 暖かみのある空間作りをしたい方
  • サウンドに揺らぎを加えて存在感を出したい方
  • レトロな雰囲気を出したい方

Galaxy Tape Echoの使用例

ここからはGalaxy Tape Echoの使い方を簡単に解説していきます!

基本の使い方

Galaxy Tape Echoは、3種類のテープヘッドを切り替えて、または組み合わせて使います。

テープヘッドは①Head Selectで選択でき、1~4ではディレイのみ5~11ではディレイとリバーブを組み合わせて使うことができます。

アクティブなヘッドは④のディスプレイにディレイタイムが表示され、HEAD1が最も短くHEAD3が最も長いディレイ、HEAD2はその中間となっています。

  • 1 : HEAD1
  • 2 : HEAD2
  • 3 : HEAD3
  • 4 : HEAD2 & 3
  • 5 : HEAD1 + リバーブ
  • 6 : HEAD2 + リバーブ
  • 7 : HEAD3 + リバーブ
  • 8 : HEAD1 & 2 + リバーブ
  • 9 : HEAD2 & 3 + リバーブ
  • 10 : HEAD1 & 3 + リバーブ
  • 11 : HEAD1 & 2 & 3 + リバーブ
  • Reverb Only : リバーブのみ

②Echo Rateでディレイの周期を設定、③Feedbackで反響の強さを設定します。

⑥Echo Vol⑦Reverb Volでそれぞれの音量を設定します。

複数ヘッドを組み合わせて使うモードの時は、異なるタイムのディレイが混ざります。

デジタルディレイのように厳密なテンポディレイとして使うのではなく、全体的に空気感を足したい時に使うのがおすすめです。

詳細な使い方
各部説明
  • ①プリセットブラウザ : 購入したその日からすぐに使えるファクトリープリセットを選択したり、ユーザーが作成したプリセットの登録・呼出が可能。
  • ②Input Vol : プラグインの入力音量を調整
  • ③Head Select : テープヘッドの組み合わせを選択。(上記参照)
  • ④Echo Rate : ディレイタイムを調整。
  • ⑤Feedback : 反響の強さを調整。
  • ⑥Treble : 高域のEQを調整。
  • ⑦Bass : 低域のEQを調整。
  • ⑧Echo Pan : ディレイ音の左右のパンを調整。
  • ⑨Echo Vol : ディレイの音量を調整。
  • ⑩Reverb Pan : リバーブ音の左右のパンを調整。
  • ⑪Reverb Vol : リバーブの音量を調整。
  • ⑫Output Vol : 最終的な出力音量を調整。
  • ⑬Input Send : Muteに設定すると、ディレイ回路をスルーしてリバーブだけを適用。
  • ⑭Delay Time Display : ④Echo Rateで設定したディレイタイムを表示。
  • ⑮Tempo Sync : ONの時ディレイタイムをDAWの設定BPMに同期。OFFの時ms単位でディレイタイムを設定。
  • ⑯Splice : クリックすると一時的にオンになり、テープの接続部分で発生する微小なワウやフラッターを演出。
  • ⑰Tape Age : 使用するテープの年代を選択することで、⑯Spliceによる効果の量や雰囲気を調整。
  • ⑱Wet Solo : ONの時エコー音のみを再生。
  • ⑲Power : プラグイン全体のバイパスを切り替え。
具体的な使用例

例1 : ボーカル (プリセット”Vocal Sustain Delay”)

↑加工前   加工後↓

例2 : ギター (プリセット”Falling Down with Verb”)

↑加工前   加工後↓

例3 : ピアノ (プリセット”Horror Keys”)

↑加工前   加工後↓

全体を通して柔らかな空気感が加わり、暖かい雰囲気になりましたね。

まとめ

Galaxy Tape Echoは、アナログ感を加えることに特化したエコープラグインです。

デジタルディレイとは大きく異なり、全体的に音像をぼやかすことで空気感を演出します。

ディレイと思って使うよりも、そういった”雰囲気を作るプラグイン”と認識して使うのがおすすめです。

皆さんもぜひGalaxy Tape Echoを手に入れて、暖かい雰囲気を楽曲に取り入れてはいかがでしょうか。

こちらの記事はDTM・プラグインに精通したクランとリオンSTAFFが執筆した記事となります。

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