マスタリングクオリティの真空管コンプ!
トラック同士をまとめたり、マスタリングなど様々な場面で使われるバスコンプ。
複数のサウンドを合わせて圧縮することで、バラバラだったトラックが接着されるようなグルー効果を生み出すことができます。
Universal Audio Manley Variable Muは、1994年にManleyから発売された真空管コンプを再現したプラグインです。
この記事では特に初心者の方に向けて、Manley Variable Muの効果的な使い方を紹介していきます。
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Manley Variable Muはこんな方におすすめ!
- マスタリングをレベルアップしたい方
- トラック単位のバスコンプを探している方
- 真空管の温かみを加えたい方
Manley Variable Muの使用例
ここからはManley Variable Muの使い方を簡単に解説していきます!
基本の使い方
Manley Variable Muはもちろん単一トラックにも使えますが、基本的には複数トラックをまとめたバス、もしくは楽曲の2MIXに適用するのがおすすめです。

①Dual Inputで入力音量を調整できます。大きい音を入力するほど真空管の味付けが付与されるようになります。
②Thresholdで圧縮の基準となる閾値を調整します。
マスタリングの場合、VUメーターに表示されるゲインリダクション(圧縮量)が-3dB前後になることを基準に、Thresholdを調整するのがおすすめです。
③最終的な出力音量は③Outputで調整します。
まずはこれらのみを調整するところから始めて、より細かいカスタムが必要だと感じたら他のパラメータを触ってみましょう。
詳細な使い方
※左右で機能が対称のため左半分のみ記載

- ①プリセットブラウザ : 購入したその日からすぐに使えるファクトリープリセットを選択したり、ユーザーが作成したプリセットの登録・呼出が可能。
- ②VUメーター : コンプによる圧縮量(ゲインリダクション)を表示
- ③Compress/Limit : Compressモードの時、低レシオで自然な圧縮。Limitモードの時、圧縮量によって変化する高レシオでリミッターの動作に切り替える。
- ④Bypass : プラグインのバイパスを切り替える
- ⑤Sidechain Filter : ローカットフィルターを適用し、低域の大きな信号に反応しにくくなる。
- ⑥Headroom : 内部処理での信号レベルを変更し、同じ設定でも圧縮量を変化させる。
- ⑦(左)Sidechain Link : Controls Linkがオフの時にこちらもオフにすると、左右の信号が個別に反応する。
- ⑦(右)Controls Link : Linkをオフにすると左右チャンネルを個別に操作可能にする。
- ⑧Recovery : 一般的なコンプにおけるリリースタイムを5段階から選択。
- ⑨Threshold : 圧縮が始まる基準(閾値)を調整。
- ⑩Output : 出力音量を調整。
- ⑪Attack : アタックタイムを調整。
- ⑫Dual Input : プラグインへの入力音量を調整。
- ⑬Mix : 原音とコンプの掛かった音を混ぜることが可能。
- ⑭LR/MS : 左右チャンネルの挙動をRight-Left / Mid-Sideで切り替える。
- ⑮Power : プラグインのオンオフを切替。
具体的な使用例
例1 : 2MIX (リダクション-3dB目安)
↑加工前 加工後↓
例2 : ドラムバス (プリセット”Drum Bus 1″から調整)
↑加工前 加工後↓
コンプを加えることで、音に安定感が出て密度が増した印象になりますね。
まとめ
Manley Variable Muは、マスタリングをはじめとしたバスコンプに最適な真空管コンプレッサーです。
グルー効果を与えるのはもちろん、独特の質感を得ることで楽曲に深みを持たせることができます。
皆さんもぜひManley Variable Muを手に入れて、真空管サウンドを取り入れてみてはいかがでしょうか。