MIXバスにエネルギーを与えるバスコンプレッサー!
API 2500 Bus Compressorは、世界のトップ・エンジニアやプロデューサーのステレオ・バスに常備されています。
API回路設計の最高傑作とされるこの有名なコンプレッサーは、他のどのコンプレッサーとも異なり、ステレオ・ミックスやサブグループにエネルギー、動き、トーンを加えます。
Universal Audio API 2500 Bus Compressorは、この非常に優れたバスコンプをDAW上に再現するプラグインです。
この記事では特に初心者の方に向けて、API 2500 Bus Compressorの効果的な使い方を紹介していきます。
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API 2500 Bus Compressorはこんな方におすすめ!
- MIXバスをまとめるグルー効果が欲しい方
- トラックにエネルギーを与えるミキシングがしたい方
- APIサウンドを楽曲に加えたい方
API 2500 Bus Compressorの使用例
API 2500 Bus Compressorの使い方を簡単に解説していきます!
基本の使い方

①Threshで圧縮が始まる閾値(スレッショルド)を調整します。
②Attackでアタックタイムを0.03~30msの7段階の範囲で調整します。コンプレッサーとして反応は早い種類です。
③Ratioで圧縮の比率を1.5:1~∞:1の7段階の範囲で調整します。∞:1の時リミッターの動作をします。
④Releaseでリリースタイムを50ms~2sの7段階の範囲で調整します。
このつまみを右に振り切った時、⑤Release variableつまみが有効になります。
⑤Release variableではリリースタイムを50ms~3sの範囲で無段階に調整できます。
細かいコンプの設定が難しい方でも、購入したその日からすぐに使えるファクトリープリセットが搭載されていますので、目的別に選択してアタックタイム・リリースタイムなどを利用するのがおすすめです。
⑥Mixでは原音とコンプの掛かった音のバランスを調整します。
最終的な出力音量は⑦Gainで調整します。
詳細な使い方

- ①プリセットブラウザ : 購入したその日からすぐに使えるファクトリープリセットを選択したり、ユーザーが作成したプリセットの登録・呼出が可能。
- ②Power : プラグインのオンオフを切替。
- ③Mix : 原音とコンプの掛かった音のバランスを調整。
- ④Threshold : 圧縮が始まる閾値を調整。
- ⑤Attack : アタックタイムを調整。
- ⑥Ratio : 圧縮の比率を調整。
- ⑦Release : リリースタイムを調整
- ⑧Release variable : リリースタイムを詳細に調整。(⑦Releaseを右に振り切った時のみ有効)
- ⑨Knee : スレッショルドニー(圧縮開始地点の特性)を変更。
- ⑩Thrust : サイドチェイン回路にローパスフィルターを適用し、強い低域にコンプが反応しづらくする。Loudが最も強くフィルターされ、Normが弱いフィルター。
- ⑪Type : コンプレッサー回路のルーティングを変更。Newは透明感のあるコンプ、Oldはより滑らかなコンプ。
- ⑫L/R Link : 左右チャンネルの圧縮量のリンクを調整。
- ⑬Shape : 左右それぞれのチャンネルに掛かるサイドチェインフィルターの形状を設定。
- ⑭Meter : VUメーターの表示内容をGR(ゲインリダクション、圧縮量), OUT(出力音量), IN(入力音量)から選択。
- ⑮HR : 内部の動作レベル(ヘッドルーム)を調整し、質感と圧縮量のバランスを調整。
- ⑯Input : コンプレッサー回路のオンオフを切替。(オフの場合圧縮されずアンプ回路等の質感のみ付加)
- ⑰Bypass : プラグイン全体のバイパスを切替。
- ⑱Auto Gain : 上部のManualスイッチを切替。ゲインリダクションの分だけ自動で出力音量を上げる設定。
- ⑲Manual Gain : 出力音量を手動で調整。
具体的な使用例
例1 : 2mix (プリセット”Mix Bus – Push It”を調整)
↑加工前 加工後↓
例2 : ドラム (プリセット”Drums Bus – Glue”を調整)
↑加工前 加工後↓
バスコンプなので大きく音を変える物ではありませんが、まとまりのあるサウンドと特有の質感がほんのり付与されています。
まとめ
API 2500 Bus Compressorは、サウンドにパンチを生み出すAPIコンソールをDAW上に再現したプラグインです。
非常に速いアタックによって確実にコンプレッションを行うようになっており、MIXの手助けになるコンプレッサーの一つです。
皆さんもぜひAPI 2500 Bus Compressorを手に入れて、APIサウンドを楽曲に導入してみてはいかがでしょうか。