コード支援に留まらず一曲丸ごと作れるように!
コード進行作成支援ツールとして人気の高かったScaler 2。
この度大幅アップデートが行われ、さらに強力な作曲支援ツールへと進化しました。
Scaler Music Scaler 3は、内部で楽曲を一曲丸ごと作れてしまう最強の作曲支援ツールです。
この記事では特に初心者の方に向けて、Scaler 3の効果的な使い方を紹介していきます。
Scaler 3の購入先

Scaler 3は5/1夕方までイントロセール中!
通常16,410円のところ20%オフ!13,095円!
Scaler 2以前をお持ちの方はお得にアプグレ可能!
通常6,464円のところ25%オフ!4,807円!
Scaler EQとのバンドルもセール中!
通常26,189円のところ37%オフ!16,410円!
Scaler 3はこんな方におすすめ!
- コード進行などの音楽理論に自信の無い方
- 自力のみでは思いつかないような斬新なコードを取り入れたい方
- Scaler 2以前のDAW上でのルーティングに煩わしさを感じていた方
Scaler 3の使用例
Scaler 3の新機能紹介を中心に、使い方を簡単に解説していきます!
音色の選択

Scaler 3では、コード音などを確認する際の音色を選択できます。
Scaler 2では内蔵の音源を選択、またはMIDIルーティングによって外部音源を演奏できましたが、Scaler 3では内部から直接サードパーティプラグインを立ち上げることが可能です。
Main Trackセクションから音色を変更できます。

Internal Soundsから内蔵サウンドを選択できます。Scaler 2搭載の音色は全て搭載されています。
Instrumentsタブを選択すると、PC内にインストール済みのVSTプラグインを起動できます。
左上のSearch欄から検索も可能です。
メイン画面 : Browse Page
Scaler 3の最も基本的な機能を扱うBrowse Pageでは、大量に用意されたコード進行サンプルやスケールのセットの中から、好みのコードをパズルのように組み合わせることでオリジナルコード進行を作成できます。

- ①Global Presets : 楽曲のスタート地点として使用可能なコード・フレーズのプリセットを多数収録。
- ②Chord Setセクション : 雰囲気、ジャンル、アーティスト別に作成されたコード進行を選択。
- ③Chord Set : 選択したコード進行が表示。
- ④Current Scaleセクション : ②Chord Setセクションで選択したコード進行に合ったスケールが表示。
- ⑤Current Scale : 現在選択中のスケールに含まれるダイアトニックコードが表示。
- ⑥Main Trackセクション : 好みのコードを選択して進行の作成、音色の変更などメインとなるセクション。
- ⑦Main Track : ③Chord Set、⑤Current Scaleからコードをドラッグ&ドロップで組み合わせ、オリジナルの進行を構成。また電球マークをクリックすることでおすすめのコードが提案される。
- ⑧MIDI出力 : アイコンをドラッグ&ドロップでDAW上にコード進行をMIDI出力。
Scaler 2と比べても非常に画面が分かりやすくなり、簡単に好みのコード進行が組めるようになりました。
Create Page
簡単にコード進行を組むことができるBrowse Pageに対して、より高度で複雑なコード理論、転調などをサポートしてくれるのがCreate Pageです。

- ①Circle of Fifths : 五度圏を利用し共通のコードを表示。コードの借用などに便利。
- ②Modulation : コード理論に基づいた転調などを行う。
- ③Explore : ジャンルや雰囲気ごとに用意された柔軟なコードパレットを使って進行を作成。
- ④Colors : 選択したスケールのダイアトニックコードに対し、テンションや転回形などのバリエーションを表示。
- ⑤Sketch : サジェスト機能などによりコード進行の候補をスケッチ。
DTM初心者の方のサポートに優れたBrowse Pageに対して、こちらはより音楽理論を理解している方向けの発展的なコード作成ツールとなっています。
基本的なScaler 3の機能を利用する場合、このページを使用しなくても全く問題ありません。
より深いコード理論の世界に入っていきたい方、コード進行をワンランクアップさせたい方はぜひ覗いてみてください。
Arrange Page
Browse PageやCreate Pageで作成したコード進行を元に、楽曲そのものを組み立てることができるのがArrange Pageです。

- ①Add tracks : 新規トラックを追加。
- ②Main Track : Browse Pageなどで作成したコード進行が表示。追加したトラックはこのトラックに追従してフレーズが変更される。
- ③追加トラック : コードバッキング、アルペジオ、メロディなど楽曲を構成するトラックが表示。
- ④Mixer : 各トラックの音量・パンを調整。
- ⑤Instrument : 使用する音源を表示・変更可能。
- ⑥FXスロット : VSTプラグインとしてインストール済みのサードパーティーFXをインサート可能。

トラックを追加する際はMotions画面が起動し、様々な雰囲気、ジャンル、パートに分かれたフレーズを選択して挿入できます。
フレーズはMain Trackに挿入されたコード進行に追従して自動で編集され、スケールやコードから外れない楽曲作りが簡単に可能です。

各トラックの内容はMIDI Editorボタンから編集でき、一般的なDAWと同様にピアノロールを操作してMIDI打ち込みが可能です。
具体的な使用例
ドラム以外全てScaler 3のみを使用して作成した楽曲
メロディ、コード、ベースなど全てのトラックは、Scaler 3上で起動したインストゥルメント(Serum 2など)で演奏し、Scaler 3上でエフェクトを掛けています。
Scaler 3上から直接外部音源を起動できるようになったことで、煩雑なMIDIルーティングが不要になり、より直感的に楽曲制作が可能になりました。
シンプルな作曲案のスケッチなどであれば、もはやDAWを立ち上げなくても、Scaler 3を起動すれば曲が作れてしまうかもしれません。(Scaler 3からスタンドアロン起動に対応しました。)
まとめ
Scaler Music Scaler 3は、コード進行作成ツールから作曲支援ツールへと超強力な進化を果たした製品です。
「Scaler 2を買ってみたけど、あまりよくわからなかった」「自分の制作スタイルには合わなかった」そういった方にこそ、Scaler 3を一度試していただき、その進化を味わっていただきたいです。
皆さんもぜひScaler 3を手に入れて、楽曲制作のインスピレーションに活かしてみてください。