人気作曲支援ツールが大型アプデ!Scaler Music Scaler 3の使い方を解説!

Scaler Music
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コード支援に留まらず一曲丸ごと作れるように!

コード進行作成支援ツールとして人気の高かったScaler 2。

この度大幅アップデートが行われ、さらに強力な作曲支援ツールへと進化しました。

Scaler Music Scaler 3は、内部で楽曲を一曲丸ごと作れてしまう最強の作曲支援ツールです。

この記事では特に初心者の方に向けて、Scaler 3の効果的な使い方を紹介していきます。

Scaler 3の購入先

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Scaler 3はこんな方におすすめ!

こんな方にオススメ!
  • コード進行などの音楽理論に自信の無い方
  • 自力のみでは思いつかないような斬新なコードを取り入れたい方
  • Scaler 2以前のDAW上でのルーティングに煩わしさを感じていた方

Scaler 3の使用例

Scaler 3の新機能紹介を中心に、使い方を簡単に解説していきます!

音色の選択

Scaler 3では、コード音などを確認する際の音色を選択できます。

Scaler 2では内蔵の音源を選択、またはMIDIルーティングによって外部音源を演奏できましたが、Scaler 3では内部から直接サードパーティプラグインを立ち上げることが可能です。

Main Trackセクションから音色を変更できます。

Internal Soundsから内蔵サウンドを選択できます。Scaler 2搭載の音色は全て搭載されています。

Instrumentsタブを選択すると、PC内にインストール済みのVSTプラグインを起動できます。
左上のSearch欄から検索も可能です。

メイン画面 : Browse Page

Scaler 3の最も基本的な機能を扱うBrowse Pageでは、大量に用意されたコード進行サンプルやスケールのセットの中から、好みのコードをパズルのように組み合わせることでオリジナルコード進行を作成できます。

各部説明
  • ①Global Presets : 楽曲のスタート地点として使用可能なコード・フレーズのプリセットを多数収録。
  • ②Chord Setセクション : 雰囲気、ジャンル、アーティスト別に作成されたコード進行を選択。
  • ③Chord Set : 選択したコード進行が表示。
  • ④Current Scaleセクション : ②Chord Setセクションで選択したコード進行に合ったスケールが表示。
  • ⑤Current Scale : 現在選択中のスケールに含まれるダイアトニックコードが表示。
  • ⑥Main Trackセクション : 好みのコードを選択して進行の作成、音色の変更などメインとなるセクション。
  • Main Track : ③Chord Set⑤Current Scaleからコードをドラッグ&ドロップで組み合わせ、オリジナルの進行を構成。また電球マークをクリックすることでおすすめのコードが提案される。
  • ⑧MIDI出力 : アイコンをドラッグ&ドロップでDAW上にコード進行をMIDI出力。

Scaler 2と比べても非常に画面が分かりやすくなり、簡単に好みのコード進行が組めるようになりました。

Create Page

簡単にコード進行を組むことができるBrowse Pageに対して、より高度で複雑なコード理論、転調などをサポートしてくれるのがCreate Pageです。

各部説明
  • ①Circle of Fifths : 五度圏を利用し共通のコードを表示。コードの借用などに便利。
  • ②Modulation : コード理論に基づいた転調などを行う。
  • ③Explore : ジャンルや雰囲気ごとに用意された柔軟なコードパレットを使って進行を作成。
  • ④Colors : 選択したスケールのダイアトニックコードに対し、テンションや転回形などのバリエーションを表示。
  • ⑤Sketch : サジェスト機能などによりコード進行の候補をスケッチ。

DTM初心者の方のサポートに優れたBrowse Pageに対して、こちらはより音楽理論を理解している方向けの発展的なコード作成ツールとなっています。

基本的なScaler 3の機能を利用する場合、このページを使用しなくても全く問題ありません

より深いコード理論の世界に入っていきたい方、コード進行をワンランクアップさせたい方はぜひ覗いてみてください。

Arrange Page

Browse PageCreate Pageで作成したコード進行を元に、楽曲そのものを組み立てることができるのがArrange Pageです。

各部説明
  • ①Add tracks : 新規トラックを追加。
  • ②Main Track : Browse Pageなどで作成したコード進行が表示。追加したトラックはこのトラックに追従してフレーズが変更される。
  • ③追加トラック : コードバッキング、アルペジオ、メロディなど楽曲を構成するトラックが表示。
  • ④Mixer : 各トラックの音量・パンを調整。
  • ⑤Instrument : 使用する音源を表示・変更可能。
  • ⑥FXスロット : VSTプラグインとしてインストール済みのサードパーティーFXをインサート可能。

トラックを追加する際はMotions画面が起動し、様々な雰囲気、ジャンル、パートに分かれたフレーズを選択して挿入できます。

フレーズはMain Trackに挿入されたコード進行に追従して自動で編集され、スケールやコードから外れない楽曲作りが簡単に可能です。

各トラックの内容はMIDI Editorボタンから編集でき、一般的なDAWと同様にピアノロールを操作してMIDI打ち込みが可能です。

具体的な使用例

ドラム以外全てScaler 3のみを使用して作成した楽曲

メロディ、コード、ベースなど全てのトラックは、Scaler 3上で起動したインストゥルメント(Serum 2など)で演奏し、Scaler 3上でエフェクトを掛けています。

Scaler 3上から直接外部音源を起動できるようになったことで、煩雑なMIDIルーティングが不要になり、より直感的に楽曲制作が可能になりました。

シンプルな作曲案のスケッチなどであれば、もはやDAWを立ち上げなくても、Scaler 3を起動すれば曲が作れてしまうかもしれません。(Scaler 3からスタンドアロン起動に対応しました。)

まとめ

Scaler Music Scaler 3は、コード進行作成ツールから作曲支援ツールへと超強力な進化を果たした製品です。

Scaler 2を買ってみたけど、あまりよくわからなかった」「自分の制作スタイルには合わなかった」そういった方にこそ、Scaler 3を一度試していただき、その進化を味わっていただきたいです。

皆さんもぜひScaler 3を手に入れて、楽曲制作のインスピレーションに活かしてみてください。

こちらの記事はDTM・プラグインに精通したクランとリオンSTAFFが執筆した記事となります。

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