バスコンプの決定版!SSL Native Bus Compressor 2の使い方を解説!

Solid State Logic
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グルー効果を与えるバスコンプのファーストチョイス!

複数トラックをまとめたバストラックにコンプレッサーを掛けることで、バラバラだった各トラックが接着剤のようにくっつく効果が得られます。これをグルー効果と呼び、自然なミキシングには欠かせないテクニックです。

このグルー効果に特化したコンプレッサーも存在しており、一般的にバスコンプとして使用されています。

SSL Native Bus Compressor 2は、伝説的コンソールSSL Gシリーズに搭載されたバスコンプを抜き出し、使いやすいプラグインとしてモデリングを行った製品です。

この記事では特に初心者の方に向けて、SSL Native Bus Compressor 2の効果的な使い方を紹介していきます。

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SSL Native Bus Compressor 2はこんな方におすすめ!

こんな方にオススメ!
  • まとまりのあるMIXを目指したい方
  • SSLサウンドを楽曲に取り入れたい方
  • 様々なバストラックに対応できるコンプが欲しい方

SSL Native Bus Compressor 2の使用例

SSL Native Bus Compressor 2の使い方を簡単に解説していきます!

基本の使い方

まずは、最もシンプルなSSL Native Bus Compressor 2の使い方を紹介します。

プラグインを立ち上げたら、デフォルトのセッティングのまま、①THRESHOLDつまみのみを調整します。

②ゲインリダクションメーターを見ながら、-3~-4dB程度リダクションされるまで①THRESHOLDを下げます。

これだけでも、バスコンプによるグルー感、そしてSSL独特の質感が付加され、奥行きのあるミキシングの手助けになります。

詳細な使い方
各部説明
  • ①THRESHOLD : 圧縮が始まる閾値(スレッショルド)を調整。
  • ②MAKEUP : 圧縮後の音量を補うために出力音量を調整。
  • ③ATTACK : アタックタイムを段階的に調整。
  • ④RELEASE : リリースタイムを段階的に調整。
  • ⑤RATIO : 圧縮比率(レシオ)を段階的に調整。
  • ⑥バイパス : プラグインのバイパスを切替。
  • ⑦S/C HPF : トリガー信号の低域にフィルターを加え、低音が出すぎているソースに対しコンプを掛かりにくく調整。
  • ⑧MIX : 原音とコンプ音のパラレルコンプを調整。
  • ⑨ゲインリダクションメーター : コンプ回路による圧縮量を表示。
  • ⑩OVERSAMPLING : オーバーサンプリング(設定したサンプリングレートより高い周波数で波形を検出し、エイリアスノイズを防ぐ手法)を適用。
  • ⑪360°CONSOLE : ミキシング用外部ツール”SSL 360°”とリンクを行っている場合に、SSL 360°の画面を開く。
  • ⑫EXTERNAL S/C : サイドチェインソースとして外部信号を利用。
  • ⑬MIX LOCK : ⑧MIXの値をロックし、プリセットを切り替えても変化しないように固定。
  • ⑭プリセットブラウザ : 購入したその日からすぐに使えるファクトリープリセットを選択したり、ユーザーが作成したプリセットの登録・呼出が可能。

具体的な使用例

例1 : ドラムバス

↑加工前   加工後↓

例2 : 楽曲全体

↑加工前   加工後↓

劇的な違いが生まれるエフェクトではありませんが、楽曲全体にほんのりまとまりを出すことで聞き心地を改善するコンプになっています。

まとめ

SSL Native Bus Compressor 2は、バスコンプのファーストチョイスとして最適な伝説的機材をモデリングしたプラグインです。

そもそも知識が無いとバスコンプというものの存在を知らず、ミキシングに取り入れるという発想が浮かばない方もいるかもしれません。そのような方でも簡単に使うことが可能なので、自分の楽曲をワンランクアップさせたい時に最適な製品です。

皆さんもぜひSSL Native Bus Compressor 2を手に入れて、奥行きのあるミキシングにレベルアップしてみてください。

こちらの記事はDTM・プラグインに精通したクランとリオンSTAFFが執筆した記事となります。

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