Lo-Fiの空気感を一撃で演出!XLN Audio RC-20 Retro Colorの使い方を解説!

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6種類のFXで効果的に低音質化!

アナログ機器の劣化やノイズをあえて演出することで独特の雰囲気を生み出すLo-Fiというジャンル。

チル系のBGMなどを始め、様々な場面に要素が取り入れられています。

XLN Audio RC-20 Retro Colorは、歪み、揺らぎ、ノイズなど各要素を詳細に調整することで、バリエーション豊かなLo-Fiを演出できるプラグインです。

この記事では特に初心者の方に向けて、RC-20 Retro Colorの効果的な使い方を紹介していきます。

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RC-20 Retro Colorはこんな方におすすめ!

こんな方にオススメ!
  • Lo-Fiジャンルの制作に挑戦したい方
  • サチュレーション・モジュレーションを効果的に利用したい方
  • 楽曲の展開としてLo-Fiを取り入れたい方

RC-20 Retro Colorの使用例

RC-20 Retro Colorの使い方を簡単に解説していきます!

基本の使い方

①プリセットブラウザからは、購入したその日からすぐに使えるファクトリープリセットを多数利用できます。
ドラム/ベース/ギター向け……といった楽器別、レコード/テープ/カセット……といったアナログ機材の再現、その他特殊効果を含め、様々な音色を演出できます。

好みの音を見つけたら、②MAGNITUDEで全体のエフェクト適用量を調整できます。
一般的なプラグインにおいては、いわゆるMIXのパラメータに相当するもので、ここを調節することでほんのり質感を足す演出が可能です。

RC-20は6種類のモジュールで構成されており、それぞれの適用量は下部の③Amountで調整できます。
個別の調整が必要な際には、まずはここから触ってみてください。

詳細な使い方
各部説明
  • ①MAGNITUDE : プラグイン全体の適用度合いを調整。
  • ②NOISE : アナログ機材を通すことによるサウンドなどを再現したノイズを追加。
  • ③WOBBLE : テープレコーダーによるワウ&フラッターを再現したピッチの揺れを追加。
  • ④DISTORT : アナログ機材による歪み・サチュレーションを追加。
  • ⑤DIGITAL : 低品質なデジタル音源による劣化を再現。
  • ⑥SPACE : リバーブによる空間を追加。
  • ⑦MAGNETIC : 磁気テープの”よれ”などによる不安定さを演出。
    ※FLUX : ノイズにランダムな変化を追加。
  • ⑧Input GAIN : プラグインの入力音量を調整。
  • ⑨FILTER : ローカット・ハイカットのフィルターを適用。
  • ⑩TONE : 低域・高域のバランス or 中域の強調具合を調整するEQを適用。
  • ⑪WIDTH : ステレオ幅を広げたりモノラル化が可能。
  • ⑫Output GAIN : プラグインからの出力音量を調整。
NOISEセクション
  • レコード、テープ、真空管などによるノイズに加え、スタジオの空調を再現したノイズなどを加えることでリアルな音質を再現。
  • TONE : EQバランスをざっくり調整。
  • ROUTING : 他のFX回路の後にノイズを足すルーティングが可能。
  • FOLLOW : 入力信号の大きさに合わせてノイズの音量を調整。
  • DUCK : 入力信号に合わせてノイズを下げるダッキングを適用。
WOBBLEセクション

ワウ(長い周期のピッチ揺れ)とフラッター(細かいピッチ揺れ)のバランスを調整可能。

それぞれに対する周期や、ステレオ化も可能。使い方によってはダブリングのような効果も。

DISTORTセクション

真空管トランスなどによるサチュレーションの再現の他、アグレッシブな歪みも可能。

スピーカーを空気録音したような効果の再現にも。

DIGITALセクション

いわゆるビットクラッシャーによるデジタル劣化の再現。

ディストーションと組み合わせることで効果的な音作りが可能。

SPACEセクション

リバーブタイムなどをシンプルに設定できるリバーブ。

簡易的な音作りにおすすめ。

MAGNETICセクション

磁気テープによる音質劣化を再現。

浅めに掛けておくことで、独特の効果を演出。

具体的な使用例

例1 : ボーカル

↑加工前   加工後↓

例2 : ドラム

↑加工前   加工後↓

例3 : ギター

↑加工前   加工後↓

プリセットを適用して微調整するだけで、一気に雰囲気を変えられる効果的なプラグインです。
特にドラムなどは、これだけでLo-Fiビートの雰囲気を簡単に演出できるため、非常におすすめです。

まとめ

RC-20 Retro Colorは、近年特に様々な場面で見られるようになったLo-Fiサウンドに最適なマルチエフェクトです。

そういったジャンルのビートメイクをしている方などは絶対に持っておきたいですし、普段異なるジャンルを作っている方も持っておくことで、まさに武器が増えるといった形式の万能プラグインです。

皆さんもぜひRC-20を手に入れて、雰囲気をガラっと変えちゃってください!

こちらの記事はDTM・プラグインに精通したクランとリオンSTAFFが執筆した記事となります。

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