強力なコンプレッサー&サチュレーション!
真空管コンプレッサーのサウンドは、トラックにパワーを与える非常に強力なものです。
自然なダイナミクスの圧縮から効果的なサチュレーションまで演出でき、シンプルな音作りとして有効なエフェクトになっています。
Supercharger GTは、扱いやすいUIで真空管コンプサウンドを付与できるプラグインです。
この記事では特に初心者の方に向けて、Supercharger GTの効果的な使い方を紹介していきます。
Supercharger GTの購入先

Supercharger GTは11/1夕方までセール中!
通常10,810円のところ70%オフ!3,160円!
Supercharger GTはこんな方におすすめ!
- 簡単にトラックを太く強化したい方
- 真空管サウンドを簡単に加えたい方
- Kompleteを購入していつの間にか入手していた方
Supercharger GTの使用例
Supercharger GTの使い方を簡単に解説していきます!
基本の使い方

①Compressでコンプレッサーの圧縮度合いを調節できます。
左側のGain reductionを見ながら、適切な圧縮量を決めてください。
②Saturationでは歪みの量を調整します。
下部のスイッチで歪み方の強さ(Mildでは自然なサチュレーション、Hotでは激しい歪み)を選択できます。
③Characterでサウンドに独特なキャラクターを加えます。
下部のスイッチで方向性を切替可能で、Fatでは低域と高域を強調するドンシャリ、Warmでは低域を強調、Brightでは高域を強調します。

上部のプリセットブラウザからは、購入したその日から使えるファクトリープリセットが収録されています。
これらを選んでから、圧縮や歪みの量を調整していくのもおすすめです。
最低限、以上のつまみのみを操作すれば使用可能です!
詳細な使い方

- ①Compress : 圧縮量を調整。
- ②Gain Reduction Meter : 圧縮されている量を表示。
- ③Output Level Meter : 出力音量を表示。
- ④Gentle/Punch/Slam : コンプのモードを切替。Gentle:自然な圧縮 / Punch:トランジェント強調。ドラムに最適 / Slam:激しく強力な圧縮。
- ⑤Attack : コンプのアタックタイムを調整。
- ⑥Release : コンプのリリースタイムを調整。
- ⑦Saturation : 歪みの量を調整。
- ⑧Mild/Moderate/Hot : 歪みのモードを切替。Mild:自然に太さを加えるサチュレーション / Moderate:積極的に音を変える歪み/Hot:激しく破壊的な歪み
- ⑨Character : フィルターによるキャラクターを追加。
- ⑩Fat/Warm/Bright : フィルターのモードを切替。Fat:低域と高域を強調 / Warm:低域を強調 / Bright:高域を強調
- ⑪Input Trim : 入力音量を調整。上部のLEDが緑色に点灯すると適正。
- ⑫Detector HP : コンプの検出回路に適用するハイパスフィルターを切替。
※大きすぎる低音などに反応することを防ぐ。 - ⑬Sidechain : 外部からの入力音にコンプを反応させるサイドチェインを適用。
- ⑭Mix : エフェクト音と原音のバランスを調整。
- ⑮Mode : ルーティングモードを切替。Stereo Link:左右チャンネルの動作を連動 / Dual Mono:左右を個別に動作。 / MS:ミッド-サイドに分けて動作。
- ⑯Output : 出力音量を調整。
具体的な使用例
例1 : ボーカル (自然なサチュレーション)
↑加工前 加工後↓
例2 : ドラム (迫力のあるバス処理)
↑加工前 加工後↓
例3 : リードシンセ (アグレッシブな加工)
↑加工前 加工後↓
例4 : 303系シンセベース (破壊的な歪み)
↑加工前 加工後↓
幅広い用途で万能に活用できる有能なエフェクトです。
まとめ
Native Instruments Supercharger GTは、シンプルな操作でコンプとディストーションによる積極的な音作りが可能なエフェクトです。
一つ持っておくだけで非常に手軽に使うことができますし、Kompleteにも収録されているので、「使ってなかったけど気づいたら持っていた」という方もいるかもしれません。
皆さんもぜひこの機会にSupercharger GTを活用して、生き生きとしたトラック作りに役立ててください!


