ディレイの基礎が学べ、シンプルかつ存在感あるサウンド!
音を反復させることで広がりを表現するディレイ。
音楽制作では古くから使われるエフェクトながら、現代でもその手法は積極的に取り入れられています。
Waves H-Delayは、シンプルでありつつ基礎的なディレイ表現を広くカバーでき、ディレイの使い方を学びたい初心者にぴったりのプラグインです。
この記事では特に初心者の方に向けて、H-Delayrの効果的な使い方を紹介していきます。
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H-Delayはこんな方におすすめ!
- シンプルかつ存在感あるディレイを取り入れたい方
- ディレイの基礎を学びたい方
- Wavesバンドルを購入した方
H-Delayの使用例
H-Delayの使い方を簡単に解説していきます!
基本の使い方
インサートしたトラックの音を何度も繰り返すことで、サウンドに広がりやリズムを生み出すエフェクトです。

①DELAYつまみで、ディレイタイム(繰り返す感覚の速さ)を設定します。
②FEEDBACKつまみでは、反響音の残り具合(反響の強さ)を設定します。
③DRY/WETでは原音とディレイ音のバランスを調整します。
センドトラックで利用する際などには、100%に設定してください。
④OUTPUTでは最終的な出力音量を調整します。
最低限これだけ触ればOKなので、まずは触ってみて音の変化を確かめてみてください。

画面上部にはプリセットブラウザが搭載されています。
目的・用途別やアーティストが作成したプリセットも非常に充実しているので、これらを選ぶだけで簡単に多種多様なディレイを取り入れることも可能です。
詳細な使い方

- ①Tap Pad : 繰り返しクリックする速度に合わせてディレイタイムを決定。
- ②Delay : ディレイタイムを調整。BPM同期、またはms単位での設定が可能。
- ③Feedback : フィードバック量を調整。1~100では減衰度合いを設定し、100以上ではディレイが増幅され無限ループを起こす。
- ④Ping Pong : 左右交互に跳ね返るピンポンディレイを切替。
- ⑤⑥Phase reverse : 左右それぞれの位相を反転。
- ⑦Time display : 現在のディレイタイムを表示(BPM同期の場合拍で表示)
- ⑧BPM : 同期BPMを表示。設定モードが「BPM」の時上下にドラッグして変更可能。
- ⑨Sync : ディレイタイムを同期する基準を選択。
・HOST……DAW側の設定BPMに同期
・BPM……H-Delay上で同期BPMを変更可能。
・MS……ミリ秒単位でタイムを設定。 - ⑩⑪Modulation : ディレイ音にピッチの揺らぎを追加。
DEPTHで揺らぎの大きさ、RATEで揺らぎの周期を調整。 - ⑫⑬Filters : ディレイ音にハイパス/ローパスのフィルターを適用。
- ⑭Filters link : ⑫⑬各フィルターを設定した状態で、同期して動かすことが可能。バンドパスフィルターのような動作。
- ⑮LoFi mode : ディレイ音にアナログ的なフィルターを適用し、ローファイ感を演出。
- ⑯Dry/Wet mix : 原音とディレイ音のバランスを調整。100の時ディレイ音100%。
- ⑰Output Trim : 最終的な出力音量を調整。
- ⑱Analog mode : アナログなキャラクターを4種類から選択。
一般的なディレイとして使う場合はFEEDBACKを100以下に設定しますが、SFXのような特殊効果を演出する場合には100以上のFEEDBACKもおすすめです。
具体的な使用例
例1 : ボーカル
↑加工前 加工後↓
ローファイフィルターを利用し、主張しすぎないながらも存在感あるディレイを演出します。
例2 : ギター
↑加工前 加工後↓
モジュレーションを利用したコーラスディレイです。一気に鮮やかなサウンドに変化します。
例3 : パーカッション (プリセット”Springy Modulation”を調整)
↑加工前 加工後↓
特殊効果としての使用例です。バネのようなサウンドが加わります。
まとめ
Waves H-Delayは、シンプルながらも存在感あるサウンドを提供し、必要十分な役割を果たしてくれるディレイです。
長年使われてきた実績のあるプラグインで、どんな楽曲にも、どんな場面でも使える優等生です。
ぜひ持っておいて損は無い製品なので、バンドルなどで入手した際にはぜひ一度試してみてください。
皆さんもぜひH-Delayを手に入れて、Wavesの底力を体験してみましょう。


