1画面に収まるのになんでもできるマルチエフェクト!
トラックにパンチを与えるコンプ、鮮やかに彩るサチュレーション、キャラクターを決定するEQなど、音作りには様々なエフェクトが影響します。
複数のプラグインを組み合わせることも有効ですが、操作する要素が増えるほどコントロールも難しくなってしまいます。
W. A. Production Ignitionは、6種類の効果的なエフェクトを一画面にまとめ直感的に使えるようにしたマルチエフェクトです。
この記事では特に初心者の方に向けて、W. A. Production Ignitionの効果的な使い方を紹介していきます。
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Ignitionはこんな方におすすめ!
- 手軽にトラックを強化するツールが欲しい方
- シンプル動作で様々な場面に使えるマルチエフェクトを探している方
- 音作りに新たな風を取り入れたい方
Ignitionの使用例
Ignitionの使い方を簡単に解説していきます!
基本の使い方

画面中央には6種類のエフェクトモジュールが搭載されています。
- DYNAMICS : コンプレッサー
- SATURATE : サチュレーター(歪み)
- CLIPPER : クリッパー(ピーク抑制と歪み)
- EQ : 2バンドの定型カーブを調整するEQ
- CLEAN UP : マルチバンドコンプ的処理
- TRANSIENT : トランジェントシェイパー
以上を個別に適用できます。
⑦ではドラッグ&ドロップでモジュールの適用順を入れ替えられます。
⑧プリセットブラウザでは、購入したその日からすぐに使える各モジュール等の組み合わせをプリセットとして利用可能です。

詳細な使い方
DYNAMICSセクション

THRESH : コンプが掛かり始める基準値
MIX : コンプ音と原音のバランス調整
- Glue : 複数トラックをまとめるのに便利なグルーコンプ。
- Punch : パンチを加える1176スタイル。
- OverTheTop : アグレッシブなOTTスタイル。
- Digital : シンプルで高精度なデジタルコンプ。
- Transistor : アナログ感あるVCAコンプ。
- Tube : 暖かみのある真空管コンプ。
- Hybrid : Transistor, Tube, Digitalをいいとこ取りしたハイブリッド。
SATURATEセクション

DRIVE : 歪みの強さ
MIX : 歪み音と原音のバランス調整
- Flat : シンプルな歪み。
- Tape : クラシックなテープサウンド。
- Tube : ヴィンテージな真空管サウンド。
- Transistor : モダンかつアナログなトランジスタの歪み。
- Digital : 現代的なデジタルディストーション。
- Bitcrush : デジタルデータの劣化を再現するビットクラッシャー。
- Chaos : サチュレーションとBitcrushを組み合わせた過激な歪み。
CLIPPERセクション

THRESH : クリッパー回路の入力をブースト
PEAK : クリップが始まる基準値を設定
- Symmetric Soft : 緩やかにクリップさせ自然にピークを抑える。
- Symmetric Hard : 激しいクリップで歪ませつつピーク処理。
- Asymmetric Above Soft : 波形の正側のみをソフトクリップ。
- Asymmetric Above Hard : 波形の正側のみをハードクリップ。
- Asymmetric Below Soft : 波形の負側のみをソフトクリップ。
- Asymmetric Below Hard : 波形の負側のみをハードクリップ。
EQセクション

LOW, HIGH2バンドのコントロール
数パターンからEQカーブを選択し、原音に加える強さを調整する仕組み。
- Power : ドラムのパワフルさを強化
- Impact : ドラムのインパクトさを強化
- Body : ドラムの厚みを強化
- Warmth : ドラムの温かみを強化
- Sub : サブベースの帯域を強化
- TiltUp : 中低域にかけてブースト
- TiltDown : 中低域にかけてアッテネート
- LowCutSoft : ソフトなローカット
- LowCutHard : ハードなローカット
- Shine : ドラムの輝きを強化
- Vitality : ドラムの活力を強化
- Clarity : ドラムの明瞭さを強化
- Presence : ドラムの存在感を強化
- Sparkle : サウンド全般の輝きを強化
- TiltUp : 中高域にかけてブースト
- TiltDown : 中高域にかけてアッテネート
CLEAN UPセクション

THRESH : エフェクトが掛かり始める基準値を設定
PEAK : 原音とのバランスを設定
Soft : 自然な適用
Hard : 激しく音を変える
Mid : 中域に適用
High : 高域に適用
Mid and High : 中~高域に適用
TRANSIENTセクション

ATTACK : アタック成分の音量を調整。
SUSTAIN : サステイン成分の音量を調整。
トランジェントコントロールを行う帯域を選択。
Flatの時トラック全体に適用
マスターエフェクト

- ①INPUT GAIN : 入力音量を調整。
- ②HP : ハイパスフィルターを適用。
- ③LP : ローパスフィルターを適用。
- ④PREAMP : ドラムなどに適した音量ブースト。
- ⑤MONOMAKER : 設定周波数より低域をモノラルに保つ。
- ⑥STEREO WIDTH : ステレオ幅を調整。
- ⑦OUTPUT GAIN : 出力音量を調整。
具体的な使用例
例1 : ドラム (歪みの強いアグレッシブサウンド)
↑加工前 加工後↓
例2 : シンセベース (大きく雰囲気の異なるサウンド)
↑加工前 加工後↓
例3 : ボーカル (ラジオボイスに近い歪みサウンド)
↑加工前 加工後↓
バリエーション豊かな加工が可能で、多くの用途に利用可能です。
まとめ
W. A. Production Ignitionは、シンプル操作で斬新な加工が可能なマルチエフェクトです。
アグレッシブな演出に有効なサチュレーションや、細かいパラメータを排除したコンプ・EQなど、とにかく簡単に使える機能が多数搭載されています。
皆さんもぜひIgnitionを手に入れて、トラックを過熱させましょう!
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